週刊リクニュース

12月22日
孔子さん

最近は寝る前に「啓発的な言葉」が書かれた

本をすこし読んでから寝るようにしています。

寝る前に見たもの読んだものは、寝ている間に

吸収されるというので、すこしでも真人間になれるように

実行しているのです。

今読んでいる本は「論語」

2000年以上前に孔子様のお弟子さんが、先生の言葉を集めたもので、

短いやりとりが中心の古典ですが、ときおり自分のことを言われているようで

どきっとする言葉も随所にある現代にも通じる名著なのです。

孔子、、、、、なんだか読む前は

「身を捨てて仁を成すなり」とか

「夕べに道を聞けば翌朝死んでも可じゃい!」

などと血も涙もない道徳ジジイといった

イメージがあったのですが、じつはかなりセンチメンタルな人なんですよー

今日は、そんな孔子さんのお気に入りに言葉を取り上げてみます。


<子曰く、賢なるかな回や。一箪の食、一瓢の飲、陋巷に在り。
人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回や>

「えらいものだね、回は、竹のわりご一杯の飯と
ひさごのお椀一杯の飲み物で、せまい路地くらし。
他人ならそのつらさに耐えられないが、
回はそんな中でも楽しく生きている。えらいものだね、回は。」

とお弟子さんをえらい、えらいと絶賛です。

なんだかご機嫌で、弟子を褒めている様子が目に浮かびます。

次はお弟子さんが亡くなったときの孔子さま。

<顔淵死す。子これを哭して慟す。従者曰く、子慟せり。
曰わく、慟すること有るか。かの人の為に慟するに非ずして
誰が為にかせん。>

「顔淵が死んだ。先生は号泣して身を震わせた。お供の者が
「先生が慟哭された!」と驚いていったので、先生は言われた。
「私が慟哭していたか、、、しかし、顔淵のために慟哭しないなら、
一体だれのためにするというのだ。」

君子を絵にかいたような孔子さんが、泣き叫んだのでお供の人もかなり

びっくりしたようです。人間味溢れる孔子さん、顔淵さんの死は

かなりのショックだったようで、他には

「ああ、天われを滅ぼせり、天われを滅ぼせり」と嘆く言葉があります。

次は死病になった弟子を見舞ったときのエピソード

<伯牛、疾あり。子、これを問い、窓よりその手を執る。曰く、これを
亡ぼせり、命なるかな。この人にしてこの疾あること、この人にしてこの
疾あること。>

伯牛が病気になった。先生が見舞われて、窓ごしに手をとって言った。
「なんてことだ、運命なのか、こんな人でもこんな病にかかろうとは、
こんな人でもこんな病にかかろうとは、、、」

と嘆きまくり。

孔子さんって優しい人だったんだなーとほのぼのした気持ちになります。

「己の欲せざること、人に施すなかれ」とか「他人が自分を知らないことを

憂うな、自分が他人を知らないことを憂え」とか

論語はいい言葉が一杯ありますよー







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