週刊リクニュース

12月11日
電車男

すこし前の公開していたオタク青年の恋愛映画「電車男」

見に行った人の評判がすごくよかったので、レンタルしてきました。

電車男は、電車の中で酔っぱらいに絡まれていた女性エルメスさんを

電車男ことアキバ系のオタクの青年が勇気を振り絞って助けたこと

から始まる恋愛映画なのです。

私は、かなーり恋愛映画が苦手。どちらかというと、独裁政治と

ガンアクション、帝国やフォースやダークサイト、

「私はおまえの父親だ」「ノーッ!ウソだー!」とか。

深いトラウマを背負った大富豪、特殊車両と執事といった

女の人がひくようなSF、アクションが好きなのです。

しかし、この電車男はよかった、、、、、(涙)

不器用な青年が、必死な思いで恋を実らせようとする姿は

おかしいけど心に訴えるものがありました。

私も自称高倉健の男、「自分、不器用ですから」がモットー。

ああ、これわかるよー!そうなんだよな!

だからダメなんだよ!と共感できるところ多数でした
高倉健も文章書いたら、こんなノリです、きっと)

しかし、私は一つ気がついたことがありました。

この映画の影響で、一時期テレビでアキバ系のオタクが

取り上げられたけど、この映画って、

電車のなかで酔っぱらいに絡まれていた女性を、震えながらも

勇敢に助けた男性と、

オタッキーな外見にも惑わされずに、その男性の優しさや勇気を

愛せた賢明な女性の物語なんじゃなかろうか、と思いました。

童話とかで、お姫様がキスをすると魔女にかけられていた

呪いが解けて、王子様に戻るって話がありましたが、

実話でそういうことが起きたんですね。

いい話じゃないですか。

ええい、こうなったら、私も
「犬男作戦」で幸せをゲットです。

ええと、オペレーションの内容を諸君に説明するとだ、

道を歩いていた女性にどこからともなく、

不良ラブラドールがガルルルル、ヘイ!ねーちゃん、エサくんねえか?と

絡み、そこに颯爽と現れる私。

「やめたまえ!この凶暴なワンコめ!」と不良ラブラドールを

組み伏せ、腹這いにさせて撫で撫でして服従される。

そうすると女性は、「まあ素敵」となる訳で、幸せな展開なのです。

しかし、後日、私が不良ラブラドールを綱につないで、引っ張られながら

散歩しているのを目撃され、言葉を失う私、とっさに

「雨ふって、地固まるって感じかな?
野良犬だったこいつを、、、わ、私が」

としどろもどろの言い訳をする未来予想図の出来上がり。

さ、最低だ、、、、、、、電車男みたいに誠実なのが一番ですね。



戻る
バックナンバー