週刊リクニュース

第23回

6月3日

<ダイエット大作戦>

さて、昨日のリクニュースで書いた通り、ダイエットします。
ポイントは、

「飼い主、犬、二匹とも健康になるダイエット」です。

ふふふふ、実は凄い計画をたてたんですな。
私は。

私は格闘技マニアで、本が好きな男です。
だからこそ、計画できた作戦です。

私は、
体力はないけど、マニアックな知恵なら山ほどある

ちなみに、根性はないぞ。

リクは、走るのはまあまあ速いけど、しょせんサモハンキンポー(デブゴン)みたいな犬男。

ちなみに、根性も体力もないぞ!

私とリクの共通点は<根性がない>ということ。

そんな根性なしができるダイエットトレーニングなんてあるのでしょうか?


実はあります


それは<マフェトン理論>を利用したトレーニングです



まったく流行になっていない理論なので、かなりマイナーなレーニングですが、トライアスロンのトップアスリートに愛好者が多い理論です。

マフェトン理論は、

「どうして、健康にいいはずのスポーツのトップアスリート達の体はボロボロで不健康なのだろうか?健康と競技成績の向上を両立することはできないのだろうか?」

という疑問をもったフィリップ・マフェトン博士が考案した画期的トレーニング。


そのトレーニングの効果と特徴は

疲れにくい体質になる

脂肪を燃焼しやすい体になるため痩せる。

トレーニングによる障害がでにくいので、リクみたいな肥満児でも無理なくできる

つまり、だれにでもできる


そして最後に、一番凄いポイント、


つらくない!
むしろ辛いトレーニングをしてはいけない

どうですか、こんなトレーニングあるんですよ

どんなトレーニングかというと
簡単に言うと、
180-年齢の心拍数でトレーニングする

つまり私だったら、180-26なので154ですね。
だから145から154の間におさまるように歩いたり走ったりすればいいのです。


ちなみにこの心拍数、息切れすらしないレベルです。
体がすこし熱をもって、筋肉に血液が流れてるな、という感じしかしない負荷ですね。
だから気をつけて、手を抜かないと、すぐに154以上になります。
本来、この適正な心拍数220が常識らしいのですが、
マフェトン理論では180、そこからさらに年齢を引くのですから
正直、楽すぎますね。


この心拍数で走ると、エアロビックス筋が鍛えられます。
エアロビックス筋は、非常に高いエネルギーをもつ脂質をエネルギーに転換するのです。
太る人というのは、エアロビックス筋が弱く、脂質をエネルギーにして燃やしにくい体であるといえます。
だから、エアロビックス筋を鍛えて、脂質が燃える体にすれば、痩せるというワケです。

このマフェトン理論、ハードなトライアスロンの世界で実践され、その効果は実証済みです。
唯一の難は、ちゃんとトレーニングするときはハートレイトモニターという心拍数を計る機械を使わないといけないことです。

私は、アスリートではないので、感覚的に「しんどい」と感じない程度にたらたら走ることにしました。
時間は公園まで10分歩いてウオーミングアップ、公園のグラウンドで20分、リクと一緒にたらたら走る、そして10分歩いてクールダウンしながら家に帰る、というメニュー。

マフェトン理論に忠実にできないのはツライところなんですが、これでも効果はあるでしょう。
実際、歩いて、走っているわけですから。
かな低負荷な運動なので、運動障害もでないはずです。


なんか今日のリクニュースは、なんのオチもないのですが、
トレーニングを実行して
太った、などというオチがつかないことを祈ります。




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