週刊リクニュース

10月2日
足元が滑る、、、

仕事をしていても、リクと散歩していても、

どうも足元がおぼつかないのです。

ふんばりが効かない、という感じでバランスが悪い。

やっぱり20代前半のような歩いても歩いてもまだ歩ける、

むしろもっと歩かせてくれ、という成長期の足から

わからないほどゆっくりと中年の足に変わってきているんではないかと

悲しくなりました。

それからは意識的に散歩の量を増やしたり、暇を見つけては

中腰になったりと足腰の鍛錬をしていました。

しかし、どうも足元がおぼつかない。

どうしてだ?と昼休みに難しい顔で考え込んでいると、

ふと視覚に、自分の履いている靴が目にとまりました。

ニューバランスの靴で、3年前から散歩に仕事にと

大活躍の汚れ役専門の靴です。

靴の表面の縫い目は破れかけていていますが、見た目はそんなに悪くない。

「ん、、、、、?」

靴を脱いで、靴の裏をみた私はようやく滑る足の

原因に気がつきました。

靴の裏は2層のゴムで構成されていて、地面に触れる部分は滑り止めのついた

黒いゴムの層になっているのですが、それがほとんど削れている。

私はどうやら親指に重心を置いているようで、親指周辺の黒いゴムは削れて

クッションになっている白い層が露出していました。

滑り止めの効果など期待されていないクッションの層が三分の一を占める

私の靴、そりゃ、滑るはずです。

すごい、こんな状態の靴は見たこと無い、、、、、、

昔の漫画で、貧乏人が親指の飛び出た靴を履いていたが、

たぶんこの靴をはき続ければ、近いうちに同じ状態になると思いました。

やはり、リクに引きづられ、ふんばりながらの散歩が

靴を傷めたんでしょうね。

「でもこれはこれでおいしいかもな」

ふふふふ、リクニュースのネタになる。

ありがたい、ありがたい、と感謝感激。

よしよし、後日写真をとって汚い靴をいやがらせを含めて

公開しよう、と決めていた私。

そして今日、汚い靴を撮影しようと、

うししししと下駄箱にいくと、
汚い靴がないのです!

お、おれの汚い靴が!おれのネタが!

マイ、プレシャス!きっと母親がどっかにやったのだろうと

有り場所を聞きに行くと、


「ハア?あの汚い靴は、新しい靴を買った日に
あんたが捨てたんでしょ?



あれー?、、、、えええ、、、?あれー、、、、?

よくよく行動を振り返ると、新しい靴(またニューバランス)を

買った私はその
嬉しさのあまり、夢中になり、

もうこんな汚い靴は一生履くことはないな、とばかりに

捨てていたのでした。

以前は、あんなにネタができたと嬉しかったのに、、、、、、、

オレの頭は大丈夫なのか?

ここ数年で確実にイヌ化している。

目先のことしか考えない行動パターンは、リクそっくりだ。

という訳で汚い靴の写真はありません。
(冷静に考えると無くてもいい、汚いし)

かわりに、新しい靴を買い、うかれて汚い靴を捨ててしまったときの

頭のなかを再現したかのような写真を掲載しておきます。




こんな感じでゴミ箱に行きました



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