週刊リクニュース

7月30日
リク農園〜夏〜

所在地、家の前、番犬にリクを配備する

秘密のリク農園。

4月から6月は、まさに悪夢だった。

せっかく育ったチンゲンサイが、芋虫集団に食い荒らされ、

ダメになってしまったのです。

そして、夏。





現在のりく農園、茂っているのはイチゴと、雑草に

葱、ミニトマトというメンバーです。

チンゲンサイ君は惜しいことをした。

しかし、亡くなったチンゲンサイのあとから、

生えてきた
希望がありました。

それは、





どんぐり!



なぜ、どんぐりが生えているのか、というと、

春さきの熊が麓に降りてくる熊騒動のとき、

山には熊の食料になるどんぐりが不足している

という話を聞いた私は、公園に転がっているどんぐりを拾い、

密かに栽培して、山に植える計画を立てたのでした。

1ヶ月、2ヶ月たって、芽がでなかったので、
すっかり忘れて、

チンゲンサイを植えたという経緯があったのです。

凄い!いまごろ生えてきたのか?
さすが植物!

時間の感覚が全然違いますね。

これは立派に育てないといけない。

そろそろ
秘密兵器の出番だな。

ふふふふ、皆さん、私は
素晴らしい魔法の肥料

作っているのですよ。

それがこれ。







以前にこれを読んで、「有機農業凄い!」と燃えていた時、


いろいろな本を読みあさり、

生ゴミを最高の肥料に変える、「EMボカシ」という細菌入りの米ぬか

があると知り、それをやっていたのでした。

あのバケツのなかには、バナナの皮やパイナップルの皮、キャベツの皮

などの生ゴミと「EMボカシ」が、眠っているのです。

ちなみに、この炎天下の中、たっぷり2ヶ月は蓋を

開けていない
(忘れていた)恐怖のバケツなのです。

普通、腐りますよね。

開けたとたん、ハエの大群が出てくるんじゃないか、

と恐ろしくなりました。



「いくぜ」


そろーっと開ける私。




うわっ!?



「臭い!けど、腐った匂いじゃないな、、、、まるで発酵したような、、、」

ヨーグルトとか、漬け物とか、納豆とか、とにかくソレっぽい

酸っぱい匂いが、
鼻孔を刺します。

本によると、これは土に混ぜると、植物は元気になる
最高の肥料

になるそうです。

本当か、、、、、?

逆に
枯れそうな気がするんだが、、、、

私が植物だったら、勘弁してもらいたい。水と化学肥料を選びたい。

うーん、まあ、とにかくやってみよう。

とスコップで、発酵した生ゴミをドングリの鉢に混ぜる私。

パイナップルの皮についた果肉は、腐ったような、

気分の悪い色をしているし、バナナの皮は、真っ黒だ。

結果がでるまで、数十日かかると思いますが、とりあえず

肥料完了です。毎日の水やりを忘れなければ、

ぐんぐん育つはず。

でも、なんだろう、この気分の悪さは。

土に混ぜるとき、うっかりして、親指で腐ったパイナップルの皮を

触ってしまってのですが、洗っても洗っても、私の指は発酵した

匂いがします。

いろんな意味で、
凄いパワーの肥料を蒔いたようです。

がんばれ、植物!



戻る
バックナンバー