第20回
5月27日
先祖自慢
気分のおもむくまま、インターネットしていると、ときどき
おかしい系のサイトに出会うことがあります。
この「おかしい」は、
「この人楽しいや、ハハッ」というおかしいではなく
「頭」+「おかしい」という、おかしいです
で、先日、
投資関係のサイトで、えんえんと自分の学歴自慢と
先祖自慢をしているサイトにであいました。
東京大学院卒業で、先祖がエライ人らしいです。
その学歴や、先祖が凄いのはわかるのですが、
日記を読むと、「育ちが悪いやつら」とか「私は貴族」とか、「私は生まれが優れている」とか「私は不良系の女にモる」とか、
なんか、言っていることが大正時代みたいです。
本人は大真面目に、貴族や知性のエリート、という自分に酔っているのです、はたから見ると、面白いです。
ちなみに、髪の毛を少しでも染めたら、「不良系の女」だそうです。
そういえば、いませんでしたか?
小学校の頃とか、先祖がサムライだった、と言って自慢する奴。
「おれの先祖って、なんだったんだろう、、、、」と考えたことのあるアナタ!
朗報です!
天才のリク兄が最強の答えを用意しました。
もし、「おれの先祖、貴族なんだ」と言われたと想定しましょう
「ふふん?貴族だと?」
「だからどうした?」
おれの先祖は、ジャワ原人!
みんな、先祖は原始人だろーが!
おれ、なんか間違ったこと言ってるか!?
ケッ!さかのぼり方が甘いんだよ!
もう、いっそ紀元前まで、さかのぼろうぜ!
この切り返しは最強で、相手がだれでも使えます。
先祖といえば、うちのリクが喋れたら
「先祖?なーに、ただの狼ですよ、だから散歩とかサボらないほうがいいですよ、まだボク、狼の部分、残してますから、噛みますよ、おもいっきり」
と犬歯をむき出して言うんだろうなー
かっこいい、リク!
おれの先祖である原始人も、ワイルドでいいんだけどね。
書き終えてから、読み直したんですが
おれも
「頭」+「おかしい」ですね。
ええ、私、自覚してますから。
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