週刊リクニュース

6月21日
バットマンビギンズ

先週の公開日初日に観てきました!

主人公のクリスチャン・ベールがでた

瞬間に、「ああ、よかったねー」と静かに感動しました。

私がイチオシする傑作アクションSF「リベリオン」で

素晴らしい演技を見せていたクリスチャン、しかし、

興行的にはまったく当たらず、その後作品にも恵まれず、

不遇の時代を過ごしてきたのです。

しかし、いまはどうですか、
ハリウッド大作!

しかも誰もが知っているバットマン役を射止め、

すべてが報われたのです。

クリスチャン・ベール最高だろ!?
おまえら、リベリオンも観ろよ!
おれって見る目あるーっ!

と映画館で叫びたいような気分でした。

作品はどうだったかというと、いままでのヒーローモノには

ないほど
「リアル」

一人の男がバットマンのコスチュームをきて悪と闘う、

という普通なら頭がおかしい奴の話になるのですが、

しかーし、このバットマンビギンズは違います

主人公ブルース・ウエインは、

バットマンの装束で闘わないとなければならない!

という強い理由があるのです。

「まあ、アメコミが原作だからさ、まあバットマンで闘う
ってことでいいじゃん」

ではないく、

「有名人であるウエインが闘うため、ゴッサムシティ
を浄化するためには、正義と恐怖のシンボル、
バットマンが必要なんだ!」

という感じです。

バットマンといえば、悪役がでてきたら、警察が

夜空にバットシグナルを投影して、

「たすけてバットマーン」、そしてバットマンが

即座に登場という、お約束があるのですが、

つねづね、私は

「なんで治安を維持するのが目的の警察が、犯罪をまえにしてバットマンを呼ぶのか?」と疑問でした。

そんなのリアルじゃないッス、と監督も思ったらしく、

今回のバットマンは「リアル」に、

Kーさつに通報されて

追い回されます。

「、、、、、、、、、うん、これこれ、、、」

リ、リアル、そうだよね、バットマンみたらお巡りさん

逮捕したくなるよね、と劇場でリク兄は

妙に納得したのでした。

バットモービルも、装甲車みたいで、いままでで一番

実用的です。

私的に、武器を使用するシーンがお気に入り。

「かっこいい!あんな車ほすいい」と涎でました。

まったく新しいバットマン、、、ですが、いい所はそのまま

です。バットマンといえば、それを支える執事アルフレッド

の執事ジョークがひそかな人気ですが、今回も

アルフレッドは、上品にジョークを飛ばすのです。

バットマンビギンズは、かなり人間ドラマに

力が注がれた秀作。

しかし、あえて難点を上げれば、バットマンのアクションが

あまりよくなかったような気がします。

リベリオンであれだけ冴えた動きを見せていたクリスチャン・

ベールのアクションの良さが、あまりでていない、、、、、

ちなみに、私はかなりアクションには辛口なので、

普通に観る分には充分なのかもしれません。

といいつつ、私は充分洗脳されて、リクと

バットマンのマネをして遊んでいます。

ええ、具体的な内容は聞かないでください。

わたしには、リクがこう見える!

おぼっちゃま!









<イラズラを全うすべく揺るぎない信念と、
はちきれんばかりの肉体を漆黒のスーツに包み、
飼い主の心に恐怖を植えつける暗黒の騎士、
それがバッドワンだ>

  映画「バッドワンビギンズ公式パンフレット」より




戻る
バックナンバー