週刊リクニュース

6月19日
リクとバザーに行くの巻


今日は、ドックレスキューの方々主催の

チャリティーバザーの日でした。

私は

「たくさんの人がくるだろうし、自己紹介がでら
<週刊りくニュース>の名刺でも作って渡せば、
ちゃっかり宣伝できて、もっと見てくれる人が増えるかも
しれん、
むはははは

と私利私欲のために
午前中をまるまる使い

名刺を作成していました。




できた!と一息つき、「なっとく名刺」という名刺を印刷する

用紙をプリンターにセットして、いんさーつ、と

クリックすると、プリンターに紙が挟まって

動かなくなった。

ネットで印刷できない原因を調べたら、

我がプリンターは、

名刺を印刷できない旧式プリンター

だった。

なんて無駄なことをしたんだ!

「ノオオオオオオオッ!」

ワタシノ、ゴゼンチュウヲ、カエセ!コノアホプリンター!

と外人さんになって、プリンターに悪態をつきますが、

うーん、まあ、無くてもいいか、とあっさり気分転換して、

バザー会場に車を走らせました。

使用した車は、母のスプリンター。

さすがに私のエアコンレスのプリメーラは会場につくまでに、

飼い主飼い犬共々、干上がって精根尽きるだろうと

思ったのです。

借りたスプリンターのエアコンを全開にして走ると、

「す、すごい、バットモービルみたいだ!」と感動。

あまりの涼しさに、特殊装備でも見るような気が

しました。

最近、凄いものや凄い人をみると、すぐにバットマンで

たとえる自分がいます。

ちなみに、カン太ママさんにお会いした私は、あまりにも

お若いのにびっくりし、会場であったチョコママさんに

「あんなに若いのに、自分の家を改造して犬を保護するなんて、
バットマンみたいな人ですね」

と話し、笑われました。

いや、今の私としては、「バットマン」は最上級の褒め言葉

なんですが、、、、、、、

             1.会場入り


会場につくと、さっそくいろいろな方とお会いできました。

そのたび、リクは撫で撫でしてもらいながら、うー、うー、と

知能指数の低い声を出します。

<やっぱりダメだよ、ムツゴロウさん、、、、>

以前、ムツゴロウさんの本のなかで、暴れ犬を大人しくする

方法として、自分の縄張りの外につれていくと、

ある程度大人しくなる、と書いてあったのす。

やはり縄張りを離れても、アホ犬はアホ犬のままです!

リクは撫でられるたびに、

「グフォー!グフォー!」と威嚇のような声を

上げて、撫でてくれた人にまとわりつくのです。

そのたびに私は、

「いや、怒っているわけじゃないんです、嬉しいんです」

とアホアホ王国のリク王様の通訳として、

恥ずかしい説明をするはめになりました。

皆さん、心の広い方々でよかった、、、、、

なかには面白い人がいて、ロックマンのTシャツをきた

お父さんは犬嫌いの息子さんの両手を押さえ、

リクのところに引っ張っていき、犬好きにしようとして

いましたが、当の息子さんは、

「いやああああああ!いやあああああ!」

と大絶叫して大変おかしかったです。

ただでさえ、自分よりもデカイ犬が、グオーグオーいって

いるのです、そりゃ、怖いだろ。

こうして、リクは少年の心にトラウマを植え付けるのに

協力したのでした。

沢山の子供さんがリクを撫で撫でしていったのですが、

3歳児くらいの子供たちは、もうまったく警戒心なしに

自分の顔よりもでかいリクの頭を撫でていましたが、

すこし大きくなると、かなり逃げ腰で撫でていました。


      2.リク兄、犬界のスターになる?


こじパパさんからフランクフルトをもらって、それを食べながら

歩いていたら、アイリッシュセッターをつれたチョコママさん

親子を発見したので、座りこんで、いろいろと喋りました。

ふと気づくと、周囲の黒パグ3頭が、

私のことをキラキラ光る熱い目で

見つめているのに気がつきました。

チョコちゃんも私に釘付け。

そして、リクも私に熱い視線を注いでいる。

なに?この犬界のスターみたいな状況は?

私の体から犬好きのオーラのようなものがでていて、

それが犬達の注目の的にさせる原因か?と

思いながら、フランクフルトを口に運ぶと、

犬たちの目が、フランクフルトの動きに合わせて、

一斉に動く。

フランクフルトを動かすと、犬たちはハアハアいいながら

目で追うのです、、、、、、、

これだッ!

熱い視線をうけているのは、おれじゃねえええええ!

スターから、凡人へ、一瞬で転落。

いや、うすうす判っていたんだけどね、、、、、、、

フランクを食べ終わってきてから、寄ってきたシーズー君には

<おまえは本当に友達だよ、、、>と心底ほっとしました。


       3.
リクのドックランデビュー

バザー内でリクは生まれて初めて

ドックランデビューしました。

私の近所の公園は夜や朝は、だれーもいないので、愛犬家は

他人に迷惑をかけないように犬を綱から放しているのですが、

ドックラン、と名のつく所は初めて。

中にはいろんなワンコが歩いていて、

リクはそれほど問題なく、はいって行けました。

正直、これにはビックリ。いつもなら、他犬に

ウーウー威嚇して、敵をつくり、そして噛まれる、という

悪循環を繰り返しているヤクザな我が犬が、

なーんの問題もなく、歩いているのです。

気分がいいので、リクにボールを投げてやると、

リクは走っていって、



素早く回収、私のもとにきちんとボールを持ってくる

のです。おお、とすこし周囲の方々がリクと私を

賞賛するような目で見ているのでさらに気分がいいです。

縄張りを離れた効果なのかなー?

が、しかし、幸せは長く続きませんでした。

一頭のコリーちゃんがはいってくると、リクは狂いだし、

そのコリーちゃんのお尻を追いかけまわす、という

破廉恥行為に没頭し始めたのです。

「リク!」と呼ぶと、一瞬、こっちにきたので、

「やっぱり飼い主の力ですね、、」

などと誇らしく話し始めたら、すぐにプイっと破廉恥行為に

戻り、大変恥ずかしい思いをしました。

よだれを流し、しまりのない顔でコリーちゃんを追い回すリク。

我が犬ながら、なんて情けない、、、、、、、

コリーちゃんは隣のドックランに避難して行きました、、、、

ドックランで、リクは「触り心地が柔らかすぎる」とか

「肥えてる」「猫背だ」とか人だったらかなりへこむ事実を

指摘されていました。一日3回も散歩しているのに、

トホホホホ、肥満犬のリクは暑くて

しかたないらしく、日陰に避難。





見ず知らずのおばさまの足元で、

勝手にくつろぐリク。

おれはもっとシャイな犬かと思っていたけど、

自分の快適を追求する姿勢に容赦はないんだな、、、、


              まとめ


とにかく色々な人に会えたり、いろいろな

ことがあった一日でした。

リク兄さんって、仕事はコンピューター関係?って

聞かれたり(
いいえ、大工です、ちなみに私の美容師さんにも

仕事はコンピューター関係ですか?と聞かれた、ほど遠い仕事です)

大きなタライのなかに氷水をいれて、缶ジュースを

販売していたので、買いにいったら、

リクがジュースを冷やしている氷水を飲もうとしたりして

笑われたり。
(あとで販売の係をしていた優しい兄さんが、皿に氷水を
いれて、リクにくれました。ありがとうございます!)

最後に、首輪に綺麗な花輪がかけられた保護犬たちの姿は、

見ていてせつなかったです。

犬を買うのもいいけど、優しいご主人様を待っている

犬はたくさんいます。

まわりで犬を飼いたいという方がいたら、保護されて

待っている犬たちがいることを教えてあげてください。

今日お会いできたみなさま、どうもありがとうございました。





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