週刊リクニュース

6月10日
リクの冒険

平日にぽっかりとできた休みを有効利用すべく、

リクと海に行くことにしました。

しかーし、駐車場でリクを乗せたら、

「暑い!暑い!暑い!ワン!」と

心臓発作でも起こしそうなほどの暑がり方。

「これは、無理だな。おまえは家でお留守番だー」

と車を家にもどして

「さあ、暑い車内から降りろ、犬の身で、
このプリメーラ号に乗るのはさぞつらかろうよ」

とドアを開けてやったら、











「、、、、、、、、、、」




暑くて死にそうなくせに

降りようともしません。

私が車からおりて玄関のなかにはいっても、

がんばっておりずにいる。

むむむ、
見上げた根性

わかったぞ!そんなにお出かけしたいなら、

つれていってやるぜ!と車を走らせました。

海に行く予定でしたが、行くのも暑い、着いていてからも暑い

砂浜はリクにはしんどすぎるので、

行き先は
に変更です。

たしかセイモアスキー場の横の川は上流にダムもなく、

水が綺麗なはずです。そこに行こう。

車を走らせること40分。

意外と早くついた事実に、自分が郊外に住んでいることを

痛切しました。いやー、田舎ってホントにいいですね。

流れる清流をみて大喜びのリク。






私も膝まではいったのですが、

水が冷たい!サウナあがりの水風呂なみに冷たい!

リクは渓流に腹を浸して、ふぁああああ、と

極楽のようなひとときを楽しんでします。

暑い思いして、やってきてよかったな、リク。

飼い主は泳ぐことのできない冷たさですが、

リクはぜんぜん平気そうなので、

流れの緩い所にところにつれていって、

泳がせることにしました。




海では立派に泳げるリクも流れる川は初めて。

「ほら!泳げ!リク!」と私が楽しげに言っても、

「こ、ここっすか?自分無理っすよ」

と私のほうをちらっ、ちらっと見ます。

「いやいや、大丈夫だって、ここで流されても下流のほうは
足がつくから、大丈夫。流れだって、緩いよ」

と本当に説得すること5分。

リクは、流れにビビっています。

しょうがない、と私は岩に座りこんで、手にもっていた石を

何気なく川にポイって投げると、

ザバーン!

とリクがその石を追いかけるようにして川に飛び込みました!

「えええっ?!どうして!?」

そうです、レトリバー犬のリクは、

レトリバー(回収する犬)の名の通り、ご主人の投げた

モノを回収する本能があったのです!

これは驚いた!

しかし、私よりも、もっと驚いたのがリク。

泳ぎながらも、

「ヒン、ヒン、ヒン、なんでこんなことしたんだ?」

と半泣きで、川岸までもどってきました。

「凄いぞ!リク!逞しいぞ!」

私が、大喜びでに褒めたたえると、

リクもなんだが自信がついたのか、

少しずつ自分から泳ぎ始めました。


泳ぐリク(動画です)


初めは川の流れに逆らって泳いで、

泳いでも泳いでも進まない!という

ミステリアスな思いをしたリクです

が後半になると、川を横断できるまでに

川犬に成長。

泳ぎ馴れたリク(動画です)


いやー、自分の犬がレベルアップする様子をみるのは

楽しいですね。

泳いでいるリクを撮影すると、






ひじょうにジェントルマンなお顔なので、

笑ってしまいました。


いやー、楽しかったです。

今の時期の川は、虫も飛んでいないのでオススメですよ。



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