週刊リクニュース

6月1日
モーツアルト療法

日常の疲れを忘れるため、図書館で本を眺めていると、

「モーツアルト療法」という本が目につきました。

おお、なんだろう、この療法は?と興味がわいたので、

ドギャーンと
とばし読み速読しました。

ええと、要約しまくると、こんなことが書いてありました。

<モーツアルトは大天才で、その作り出した

音楽は、脳を回復させる、ひたすら聞くがよい!>

植物や動物にクラシックを聴かせると、生育や

ストレスが軽減されるとういう話もあります。

これは、もしかしたら、リクにも

使えるかもしれんと、ピーンときました。

他のワンコさんを見ると、ガウガウ吠える

短気でビビリなリクさんの曲がった性根が、

この療法で、すこしは健やかなものになるかもしれません。

さっそくレンタルビデオ店で

ズバリ「モーツアルト療法」というタイトルの

CDをレンタルしました。

リクに聞かせる方法としては、

私がパソコンをしているときは

つねにBGMとして、モーツアルトを流し続け、

椅子の側で寝ているリクにも聞かせるという作戦です。

初めてすぐに感じたことですが、これはいいです。

たしかにモーツアルトを聞くと、

なんだか上品な気分になってきます。

ささいな争い事など、上品に乗り越えられそうな音楽です。

散歩に行くときは、私は4年前に買ったオンボロipodに

モーツアルトをいれて、それを聞きながら優雅に散歩です。

で、もうオチは想像つくと思うのですが、

私がイヤホンで素晴らしい音楽をきいて、テクテク歩いている

とリクが、お散歩なさっているコーギー君なんかを

発見して、「オラオラ!ガルルルル!」と

たちの悪い態度で絡みます。

すかさず、私が、

「ああ、すいません、すいません」と謝りながら、リクを

ひっぱってその場から消えるといういつものパターンは

ぜんぜん変わりませんでした。

ただ、いつもなら血圧が上がるそんな場面でも、

モーツアルトを聞きながらだと、

「オホホホ、ごめんあそばせ、オホホホホ」と

心のなかで、スネ夫の母親みたいな笑い声があがるのです。

地道にリクに聞かせ続ければ、リクも変わるかもしれない、、、

というワケでしばらくモーツアルトを聞かせ続けます!




モーツアルトを聞いているリクを激写。
こ、こええ、、、、、これで良くなるんだろうか?







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