週刊リクニュース

5月15日
リクの恐ろしい事実


毎日、なんとなくすごすと、年月はあっという間に

すぎます。リクの散歩、ブラシ、ゴハン。

何気ない毎日で、ふと大事なことを忘れることって

あるよね。

忙しさが、疲労が、酒が、大事なことを忘れさせた。

そう、最近私はやっと気がついた。

やらなければいけないことがある。

もう逃げるわけにはいかないのだ。

人間は、タフでなければ生きていけない。

優しくなければ生きる資格がないのだよ、リク
(最近、原寮さんの探偵小説「愚か者死すべし」を読みました)


最近気づいたこと。

それは、

「大晦日以来、リクを洗っていない」

という驚愕の事実。

ぎゃーっ、5ヶ月近く、洗っていない犬と

一緒に生活しているなんて、、、、ありえないー

いいや、来週で、いや、まだ大丈夫、

リクが嫌がるし、と先延ばし先延ばしの結果がこれかー

ええい、

「今日という今日は、貴様を洗う!」

と宣言、リク用のタオルを風呂場にもっていき、

犬用シャンプーを確認、よーし、準備完了。

あとは問題の犬を風呂場に連れて行くだけ。

リクは自分が洗われることに気づいて、仏間に走って逃げます。

リクは風呂が大嫌い。

飼い主の行くところ、火の中水の中の忠犬リクも、

風呂場に前では、シッポをダラーンとさげて、

脱衣場にも入ろうとしません。




<自分はここまでッス、、、、>

だから逃げまくりです。

パソコンの椅子の下に身を隠し、私が捕獲しにいくると

頭をふって逃げます。

最初は「アハハハ、しょうがないなー」と笑顔だった

私もだんだんとシリアスな顔になり、

「こいつはもう狩りだ!!」と作戦を考え、

風呂場に追い込みことにしました。

リクの背後に回り込み、または行く手を塞ぎ、

風呂場のまえまで追い込み、立ち止まったリクの

太い胴体をがっちり腕でクラッチ。

作戦成功!

「ふはははは、動けまい」私はリクを拘束したまま、

ジリジリと風呂場に入っていったのです。

ばたん、と風呂場の扉が閉じると、リクも観念して

大人しくなります。

そこからは和やかに、リクの体をシャコシャコ洗い、

流し、タオルで拭きまくり、5ヶ月ふりに

リクは綺麗なワンコになりました。




写真をとってもわからないのですが、その毛皮の

触り心地は最高です。

やっぱり1ヶ月に一回は洗わないとマズいですね。




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