週刊リクニュース

公害じゃないか春!


みなさま、おひさしぶりです。

最近の私は、休みの日も無気力に家に閉じこもり、空気清浄機の

効いた部屋のなかでひたすら読書みたいな生活をしています。

言うまでもなく、花粉がハンパじゃないからです。

これはもうすでに
公害です

私は、ここ数日、ずーっと口呼吸で集中力や記憶力が、

普段にも増して低下!

本屋に行って、出てきたら自分の車をどこに止めたのか

まったく思い出せない。

僕の車、どこ?とひたすら駐車場を歩く

というアルツハイマーのような毎日です。

この間なんて、8番に行って、

「味噌ラーメン大盛り」
(野菜のたくさんのった味噌ラーメン)

って注文したら、野菜ゼロでノリの乗ったラーメンがでてきた。

どうやら、鼻づまりの声を店員さんが「中華麺大盛り」

と聞き間違えたようです。

泣きながら食べました。

風の強い日に、リクと散歩に行ったら、さらに泣けてくる。

文字通り、涙がとめどなく流れるのです。

悲しい、花粉症であることが悲しいからです。

あと、島田神助も言っていたのですが、
腹のたつことに

コップで水を飲むと、途中で
窒息しそうになる。

「ゴフッ!」と咳き込むのです。

観念します、これは山にスギを植えまくった私達が

悪いのです。自業自得というやつです。

それよりも、もっと悲惨なのが、山の動物たちでしょう。

蛾の幼虫がなんだといっているけど、山の木があんなに

針葉樹だらけじゃなかったら、クマだって危険な麓には

降りてこなかったはずです。

飢えて、殺されたクマに比べれば、どうということのない

苦しさです。

そういえば、私にリクを飼うきっかけを与えた作家

CWニコルさんは、長野にアファンの森という

スギ単一ではない、さまざまな広葉樹をふくんだ森を

再現されているそうですが、森が本来の姿を取り戻すにつれて、

山は豊かになり動物が戻ってきたそうです。

全国の山がアファンの森になったら、

クマは飢えて山から下りず、私はすっきりと

春を迎えられるはずです。

環境を蘇らせる公共事業があれば、税金が高くなってもいいな

と思うこの頃です。








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