週刊リクニュース

2月7日
ヨガデビュー


ヨガをするのは念願だった。

なぜなら、私は年をとったら、ヒクソンみたいなオヤジに

なろうと心に決めているからだ。






ヒクソンといえば、ヨガ。

だったらオレもやるしかない!

しかし、一体どこでヨガなんか学ぶんだ?

インドの山奥、という単語が浮かんだが、

それはレインボーマンだ。

そのギャグのようなヨガ迷路にはまりこんだのが、4年前。

そして今、私はスポーツクラブのメニューで再び、ヒクソンへの

道を歩みはじめた。

ヨガ

まさか、スポーツクラブで出会えるとは思わなかった。

最近、女性に大流行しているらしい、じゃなかったら、

ヨガはメニューにあがらなかったと思います。

ヨガのことを野郎に話すと、

「あの飛んだりするやつ?」

とまるきっり、オーム真理教体操あつかい。

ともかく、私はドキドキしながらヨガのスタジオにいった。

先生は女性の方で、ヨガの先生らしく綺麗な人だった。

まわりの人が、開始時間までストレッチなどをしているので、

私も体をほぐしはじめた。

ふふふふ、体の柔らかさにはかなりの自信があるのです。

前屈記録28センチは伊達ではないのです。

「はーい、ではペアになってストレッチしましょう」

という先生のかけ声でレッスンは始まった。

私とペアを組んだのは、身長180センチくらいの編集者みたいな

顔をした男性の方で、ちなみに参加者7人中、男は我々だけだった。

ヨガのペアストレッチ。

私の柔らかいという自信は粉々に砕かれた。

ペアを組んだのが身長180センチの男だったからだろうか。


「はーい、それじゃ、足をもってあげてください」

と先生。









イデイデデデデッ!

逆エビ固めみたいに痛いんですけど!


(私のなかでのイメージ)

ヨガの柔らかさは、胴体の柔らかさか!

背骨は柔らかくないですからー!



つぎつぎと繰り広げられるヨガストレッチ。

私の頭のなかでは新しい見解がもちあがっていた。





ヨガ=プロレス




あいたたたたた!

こんな技はくらわなかったが、私の脇腹はコブラツイストをくらったが如く伸びた







グオオオオオオオオ!

弓のポーズだのなんだの言って、私はロメロスペシャルは喰らわなかったが、結果的にロメロスペシャルと同じくらい私の体はしなった。



そんな感じで1時間。

最初は痛かったが、ヨガはいい!

もう普通じゃ伸びないところが伸びる。

深呼吸して気分もいい。

すこしヒクソンに近づいた気分。

明日もヨガに行ってきます!