12月18日
メタルギア・リク



最近、「メタルギアソリッド3」というゲームをしています。

ジャングルのなか、敵兵に発見されないように、

迷彩服をきて、顔にペイントし、

ひたすら匍匐前進するようなゲームなのです。

普通のアクションゲームと違うところは、

敵兵に発見されて、撃ち合いになったらいけない、というところ。

弾丸に限りがあるし、たった一人での潜入任務なのです。

だから、すごくリアルで、ドキドキしながら

ひたすら匍匐前進なのです。

茂みがあると隠れやすくて最高です。

木の陰なんかも好ましいですね。

このゲームをしたあと、リクの散歩に行くと、

「ああ、こんな道を堂々と歩くなんてアブナイよ。
電信柱の裏に隠れてぇー、おお、本物の茂みだ、
匍匐前進してぇー。」

と「隠れたい」という衝動にかられます。





「隠れる」といえば、最近、リクが失踪する事件がありました。

母親から聞いた話なのですが、

家を留守にするときに、リクがいないことに気がついたそうです。

「あれ、リクはリク兄についていったのかな？」と

一瞬思ったそうですが、

私が、リクをつれていけるような場所に行っていないことに気が

ついて、ハッと過去の脱走事件を思い出したそうです。

しかし、玄関戸はちゃんと閉まっているので、家にいるはず。

でも、どこに？

と狭い家のなかを探しました。

私の部屋に行ったとき、不審なものを見たそうです。

私の布団で、だれか寝ている。

ぐぉーっ、ぐぉーっとイビキをかいて、

リクが私の布団に入って熟睡していたそうです。

「あんたは何を考えて生活しているのか」

母親は、リクに呆れたそうです。

なんだろう、私のマネをしていたのでしょうか。