週刊リクニュース


9月14日
エセ菜食主義者、バーベキューで豚足にであう



以前、「もう肉食べないよ!」と菜食主義の宣言したのですが、

先週、職場の人にバーベキューに誘われ、ノコノコとついていったのです。

意思が弱い、と思ったアナタ、いいえ、こういう主義は

極端にやるのは良くないと私は思うのです。

ということで、バーベキューで肉を思いっきり食べたのです。

ひさしぶりに食べる肉は最高に旨かった。

が、ある食材が金網のうえに載せられたとき、

私の箸は止まりました。


その食材とは、豚足!


どこでこんな食材を仕入れたのか?

食材担当の後輩いわく、業務用に食材を

扱っている店があって、そこで買ったとのこと。

豚足とは、字のとおり、豚の足です。

が、それを見たときの私の心情は、






「うわあああ!リクの足だっ!!」



足の指が、2本であること以外、もうそのままリクの足!

「信じられない!なんだこれ!」

と肉球に当たる部分を触って、二度ビックリ。

リクの肉球そっくりの触り心地。

なんか悪夢のなかにいるような、憂鬱な気分になりました。

とても食べられないと思い、せめて、他の人が食べやすいように、

包丁で切り分けることに。

豚足は、あまり肉がついていないので、

切りにくいのですが、手先が器用な私は、

北京ダックのような感じに切りました。

が、次なる驚きが襲いました。

「うわっ!」

包丁がアキレス腱にあたる箇所を切ったとき、

そこから血まみれな腱らしきものが覗いたのです!

急に、極悪なことをしている気分になったので、包丁を

置いて、お茶でも飲むことにしました。

なんて気分の悪くなる食材なんだ、、、、、、、、、、

結局、4本あった豚足は3本も残り、

私はリクに豚足をやろうと、

1本もってかえることにしました。

しかし、ビニールに包んだ豚足を見て、

「いくらなんでも、これは欲しい
といわないかもしれないな。
自分の足みたいだし、、、、」

と思ったのです。

家に帰ると、リクが走ってお迎えにきて、

ビニールにつつまれた豚足の匂いを

凄い勢いで、フガフガ嗅いで

「欲しいワン!欲しいワン!」

と涎をたらさんばかりに大興奮でしたが、

リクがリクの足みたいなモノを

くわえてウロウロされると気分が悪い
ので、

ゴミ箱に捨てることにしました。

うーん、しかし、この肉球の触り心地は、本当にそっくりだ、、、、

しみじみ思いながら、南無南無と捨てたのです。

うーん、ひさしぶりの肉は旨かったのですが、豚足は無理です。


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