週刊リクニュース


7月27日
マッハ!!!!!!!!が見たい

最近、私の興味を独占しているのは、

アクション映画界を震撼させている、

ムエタイアクション映画、マッハ!!!!!!!!です。

マッハのあとのビックリマークの数は、じつに8本。

邦題をつけた担当者の意気込みが、存分に伝わってきます。

ストーリーは、奪われた仏像を悪人の手から、ムエタイアクションで

取り戻す、というハンマーのようなシンプルさ。

なにが凄いかというと、約束ごとがあって、

1、CGをつかいません

2、ワイヤーをつかいません

3、スタントマンをつかいません

4、早回しをつかいません

5、最強の格闘技ムエタイを使います

という近代映画界に逆行する、本格派です。

主演とトニー・ジャー。

予告編をちらっと見たのですが、

ズボンが炎上したまんま、敵に膝蹴りをかましたりしていました。

それはいいとして、この人、凄い身体能力です。

見たい!見たいぞ!

必見なのは、この映画の公式サイト。

気合いの入りまくった作りで、

開いた瞬間、そこはもうムエタイ天国。

バックミュージックが、ムエタイ音楽で、

トニーとか仏像が飛んできます。

予告編も凄いです。

最後のシーンは、私には仏像の首をへし折っているように見えます。

7月31日
マッハ!!!!!!!!を見た

見終わったあと、観客はだれも席を立たなかった。

普通はエンドロールと同時に席をたつ人がいるのですが、

半ば放心したように、座っていたのです。

悪の組織を主人公と一緒に
壊滅させたかのような、心地よい疲労感

いろんな意味で凄い映画です。

普通、アクション映画っているのは、殴られたとき、

本当に当てずに、殴ったり殴られたりする
フリをするものなんですが、

マッハ!!!!!!!!の場合、シーンのよっては

やられ役の方々が、

思いっきり脳天に肘打ちを喰らっていたり、

棒でぶん殴られたり、蹴られたりしています。

私の見間違いではないのです。

殴られるところでスローになる心憎い演出のお陰で、

ジャストミートしているのがこれでもか!これでもか!とわかる。

主役のトニーも相手役も、本当に体を張っているのです。

普通の映画は、悪役が刃物で襲ってきても、

「ふーん」ってなもんですが、

マッハ!!!!!!!!の場合、

危ない!危ないぞ!」とかなり焦る。

実際、トニーが避けた山刀が、角材に深々と刺さるのです。

死ぬか生きるかのスレスレのアクションが連発です。

あと、なんといっても、主役のトニー・ジャーが素晴らしい。

身体能力は、若かりしころのジャッキーを越えています。

こんなキックがあるのか!こんな動きが!ええっ!なにこれ!の

連続です。

私は確信しましたね。

最強の格闘技はプライドでもK-1でも、グレイシー柔術でもない、

ムエタイというか、トニーです。

秘密の薬草を口にふくんだトニー・ジャーに勝てるやつはいません。

なにはともあれ、劇場で見る価値は充分にある映画です。

アクション映画好きは絶対に見るべきです、ハイ!


マッハ!!!!!!!!公式サイト

表紙
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