週刊リクニュース

4月22日
キャシャーン

気になる、、、、宇多田ヒカルのダンナが監督している、

ヒーロー映画「CASSHERN」。

ちらっと予告編をみたとき、ナレーションのセリフがよかった。

たった一つの命を捨てて、
生まれ変わった不死身の体、
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば誰がやる>


いいですね、こういうの。

私、「バットマン」とか「リベリオン」とか、悲壮感溢れる

ヒーロー映画が好きなので、かなりツボにはまっています。

しかし、映画の批評サイト「前田有一の超映画批評」

で、酷評(100点満点中、15点、ちなみにリベリオンは70点)されている

のをみて、映画館に行くのは止めようと思いかけています。

そういえば、昔、同じように気になって映画館まで行き、

無口になるくらい後悔した邦画があった。

「赤影」

映画の紹介の写真が、妙に気になり、自分であれこれ期待を

ふくらまし、1日の1000円デーのときに一人で見にいったのです。

映画好きな友人を誘ったのですが、

「いや、赤影はないだろ、、、、、見に行くなら千と千尋」

と敬遠されてしまいました。

で、期待して席についたのですが、

開始10分あたりで、

「あいたたたたた、これ、やられたー」

と信じられないほどのヌルくて痛い映画でした。

赤影は何故か平和主義者で、使う武器は

目つぶしスプレーだった。


と書けば、感のいい方なら、どれくらいの痛い映画だったか

察していただけるかと思います。

ヒロインの麻生久美子が綺麗だったのが唯一の救いのような映画でした。

そういえば、キャシャーンにも、麻生久美子がでている、、、、、

同じクソ映画なのか?

でも、見てえ、


4月24日

CASSHERN

観てきましたよ、キャシャーン!

某批評サイトと15点という酷評だったので、

「まあ、ネタになるくらいクソ映画なら、むしろ観に
行ってみるか、それに、予告編はかっこよかったし」

くらいのノリで行ったのですが、

見始めて、数分たつと、

「あれ?どこからクソ映画になるんだ?」

と思い始め、

そのまま2時間20分が終わりました。

正直、行って良かったです。

風景はほとんどCGという変わった映画で、

映像全般は監督のセンスがフルに発揮されていますね。

予算6億円という話ですが、それにしてはよくやったんじゃ

ないかと思います。

陳腐に見えないように、かなり色彩を工夫したみたいです。

私は、アクションシーンが大好きなんですが、

ロボット軍団と戦うシーンは、よかったですね。

私も今度から、戦うときは手刀です。

うーん、どうして、この映画が15点なのか?

と考えたのですが、たぶん、
原作と比べている、

からだと思います。

私は、アニメ、キャシャーンを知らずに見に行ったので、

楽しめたのかもしれません。

でも、原作を子供のころに見ていて、それなりに思い入れが

ある人が見たら、許せない映画でしょう。

「ああ、ここが違う、あれ、ここも、ここも!」

と違うところだらけらしいのです。

それに、「何だ、これ?え?説明なし?」と思うシーンもあります。

が、

いいシーンも沢山あるので、なんともいいがたいのです。

もうちょっとアクションシーンがあればよかったのですが。

予告編を見て、

「見てみたい、、、、」

と思ったら、映画館に行ってみてもいいかもしれません。



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